骨折する前に積極的に予防を！
骨粗しょう症は加齢や全身の病気、くすり等により骨が弱くなり骨折しやすくなる病気です。特に高齢者では骨折すると元の生活レベルが保てなくなることが多く、骨折する前に若いうちから予防していく事が重要です。
また背が縮んだり、腰や背中が曲がってきたときも注意が必要です。いわゆる「いつのまにか骨折」により背骨の骨折が原因となっていることも少なくありません。
そのため閉経後の女性や高齢の男性も定期的な骨密度測定を含めた骨折リスクの評価をお勧めします。
当院では手や踵で測定する簡易的な骨密度測定器でなく腰椎と大腿骨で継続できる全身型の骨密度測定器を用いて正確な骨密度をはかることができます。
また治療前には単に骨密度をはかるだけでなく骨折リスクを評価してから治療を行うようにしています。
当院では骨粗しょう症治療薬も積極的に使用しております。内服から注射まで患者様の状態に応じてご相談させていただきます。
骨粗しょう症治療薬により歯のトラブルが起きることがあり骨粗しょう症治療前には歯科との連携が必要な事もあります。
骨粗しょう症治療中も定期的な歯科受診をお勧めしています。
骨粗しょう症の治療には薬だけでなく運動、日光浴、バランスの良い食事も必要です。 整形外科の病気を抱えた患者様は運動内容の制限もあることもありお気軽にご相談ください。
